会議中のディスカッションには、さまざまな質問や意見が飛び交います。
賛成!と思わず相槌を打ちたくなったり、逆に反対しないといけなかったり。
そんなときに、すぐに使える便利なフレーズを紹介します。
Any ideas? ご意見ください
「誰か意見ある?」「何か言いたい人~?」と言いたいときは、こんな表現が使いやすいかと思います。
誰かの意見を聞きたいなら
What do you think, Matthew?
マシュー、どう思う?
不特定多数に聞くなら
Are there any more comments?
他にコメントありますか?
特定のトピックについて聞くときは
Does anyone have any ideas of our new product campaign* ?
Have you got any opinions* of sales decrease* in Southeast-Asia region*?
How do you feel about having another branch* in Seattle ?
~について、誰かアイデア/意見ありますか?
*opinion 意見
*new product campaign 新商品のキャンペーン
*sales decrease 売上の落ち込み
*Southeast-Asia region 東南アジア地域
*branch 支店
Could you say that again? もう一度言ってください
いろんな国の人が使う英語ですから、ネイティブの速さや、クセのあるアクセントについていけず、聞き取れないことも、たくさんありますよね。そんなときは、ためらわずに、おかわりしましょう。
Could you say that again?
もう一度言ってください。
Would you repeat that please?
もう一度お願いします。
Could you slow down a bit, please?
少しだけゆっくり話してもらえますか?
What do you mean? どういう意味?
内容がよく伝わらなかった場合は、「つまりどういう意味ですか?」「噛み砕いて言うと?」と聞いてみましょう。分かりやすい言い方で伝えてくれるはずです。
I couldn’t get it. What exactly* do you mean?
ちょっと意味が取れなくて。つまりどういう意味ですか?
*exactly 正確に、厳密に
Could you be a little more specific*?
もう少し具体的にお願いできますか?
*specific 具体的な
Could you explain that from a different angle?
違う角度から説明してもらえますか?
Absolutely! おっしゃるとおり!
いきなり大声で”Absolutely!” と言ってしまうと、”え… テンション高いなこの人…”と思われるかもしれないので、様子を見つつ、同意の言葉を挟んでみましょう。
笑顔でうなずくのも悪くありませんが、相槌ももらえないまま、一方的に話し続けるのは、なかなかつらいと思うので、同意してますよアピールをするとよいと思います。
I agree with that.
同意です。
That’s a good idea.
いいアイデアですね。
That makes sense. / That makes a lot of sense
なるほどです。
I think that’s an important point.
いいとこついてますね。
I couldn’t agree with you more.*
100パー同意です。おっしゃるとおり!
*I couldn’t agree with you more. これ以上できないくらい同意です、という意味です。
Partially agreeable そうよね~、でもね~?
“いいことも言ってるんだけど、完全に同意はできないな…”という印象を持った場合は、このような流れで意見を言ってみましょう。
最初に同意を伝える。あるいは同意できる部分を最初に伝える
やんわりと、同意できない部分を伝える
I agree with you up to a point, but we need to be careful about the budget increase.*
ある程度同意できますが、予算の増加については慎重に判断しないとですね。
*budget increase 予算の増加
I agree with your plan, but I am not so sure that we need to review all the archive folder again.
⇒ I am not so sure about that. で一度区切ると短くなって話しやすいですね。
あなたの計画には賛成ですが、アーカイブフォルダーを全部見直す必要があるかはわかりません。
I think some of your ideas make sense, but I could go either way on this.
あなたのアイデアは筋は通っているものもありますが、どちらとも言えないですね。
I understand what you are saying, but have you considered* that there are more competitors in Japan?
あなたの言うことも分かりますが、日本にはさらに競合がいるという点は考えましたか?
*consider 考慮する
I think your plan is good… How about taking a market survey as an alternative*?
いいプランですね。(少し間を置きつつ) 市場調査をするという選択肢もありますね(と、自分のアイデアを挟む)。
*alternative 選択肢
“not so sure” “not exactly sure”など、sure(確かに)という感覚的な表現を使ったり、could, wouldを使ってやんわりと異議を唱えるとよいでしょう。
Disagree 賛成しかねます
ここで賛成するわけにはいかない…逃げちゃダメだ…ということも、ビジネスの場ではあるでしょう。そんなときは、ちゃんと反対の意を伝えます。
とはいえ、言い方に気遣いが必要であることは、世界共通。
日本語でだって、いきなり「断固反対します!」とは言いませんものね。
このようなことを意識しながら、反対の意を唱えることが一般的です。
理由とともに、反対の意思は伝える
丁寧な表現を心がけて
I’m afraid I can’t go along with that, because…
申し訳ないけど賛成はできないですね。というのも…
I’m not so sure about that, because…
それがいいかはちょっとギモンですね。というのも…
I’m not sure I would agree with that, because…
同意できるかと言われるとちょっと…。というのも…
同意できない理由を伝えることで、相手が納得してくれたり、折衷案が出てきたりと、会議がさらに深まります。いい会議を作り上げようという、ひとりひとりの気持ちが大切…♡ と精神論に行き着いたところで、本日は以上となります。
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